ドコモとソフトバンクが「緊急時のローミング」検討、企業の垣根を越え回線を融通する取り組みへ



大規模な通信障害に備え、今までなかった取り組みが行われるようです。詳細は以下から。

日本テレビの報道によると、NTTドコモとソフトバンクが企業の垣根を越え、緊急時での「ネットワークを融通し合う仕組み(ローミング)」を検討しているそうです。

これは今月頭に発生したKDDIの大規模な通信障害が、緊急通報も通じなくなるなど大きな混乱を伴ったことを受けてのもの。

技術や費用面で課題はあるものの、NTTドコモの関係者は「社会のニーズもくみ取り総務省や他の事業者とも検討していく」とのこと。

また、ソフトバンクも「さまざまな可能性を模索しながら前向きに検討していきたい」との意向を示し、今後実現に向けた議論が行われる場合は積極的に参加するとしています。

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