気が付けば20万円が当たり前になりつつあるハイエンドスマホ。
どうせ高いお金を払うのであれば、買い時を考えたほうが良さそうです。詳細は以下から。
◆スマホ向けストレージが従来の2倍の速度に
規格標準化団体「JEDEC」によると、新たにスマホやタブレット向けのストレージとして「UFS(Universal Flash Storage)4.0」が発表されたそうです。
UFS 4.0ではUFS 3.1および3.0との下位互換性を維持しつつ、UFS 3.1の2倍にあたる4.2Gbpsの読み込み、書き込み速度を実現。
データ伝送速度の飛躍的な向上のみならず、従来の3.3Vよりも低い2.5Vでの低電圧駆動を可能にするなど、電力効率も向上しています。
◆CPU、メモリ、ストレージすべてが高速になるのは2023年
また、ストレージのみならずメモリも転換期を迎えており、まもなく発表されるiPhone 14 Proでは従来より高速な「LPDDR5」規格のメモリが採用される見通し。
しかし従来より高速かつ低い消費電力を実現する「3nmプロセス」で製造されたプロセッサは「Apple A17」以降となるため、iPhone 15 Proなど2023年発売のスマホでないと採用されません。
つまり3nmプロセスのCPU、LPDDR5メモリ、UFS 4.0ストレージなどの最新要素がすべて揃った高性能スマホを使いたければ2023年以降に買い替えるのがベストなわけです。
なお、Androidは「Snapdragon 8 Gen 2」の製造プロセス次第となるため、買い時が訪れるのは2023~2024年と流動的になる可能性があります。
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