KDDIがドローンでPCR検体輸送や配送サービス取り組みへ、VR活用「空の道」で複数台同時運行も


物流分野の課題解決に一石を投じる技術になるのでしょうか。詳細は以下から。

KDDIのプレスリリースによると、同社はKDDIスマートドローン、ティアフォー、Psychic VR Labの4社で、茨城県つくば市の協力のもと、複数のドローンによる複数目的に応じた配送サービスへの取り組みを開始するそうです。

これは、つくば市において複数台のドローンと自動配送ロボットを組み合わせ、PCR検体輸送などのさまざまな目的に応じた物流サービスの実現可能性を検証するというもの。

さらに、ドローンの飛行にあたって現実空間にVRで「空の道」を可視化することで、KDDIスマートドローンの運航管理システムで複数ドローンの飛行を遠隔管理し、複数台同時運航に活用するとしています。

ドローンのPCR検体輸送を導入済みの中国では、輸送時間が1/3に削減されるなどの効果も実証済み。

日本でも「有人地帯における補助者なし目視外飛行 (レベル4飛行)」が2022年度を目途に実現予定であることから、それに向けて医療機関への輸送実証や、輸送ルールの整備を目指すとのこと。

また、ドローンが飛行する経路および運行情報を、リアルメタバース上にARコンテンツとして表示し、リアルタイムでそれらを視覚的に認識することで社会実装に向けた認知獲得および理解浸透に取り組むとしています。

物流分野の人手不足が社会課題となるなか、ドローンや自動配送ロボットの活用は課題解決の糸口となるのでしょうか。

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