【解説】「iPhone 14」「iPhone 14 Pro」ざっくり比較、無印とProでカメラやプロセッサなど差別化が顕著に


先ほど発表されたiPhone 14シリーズの解説をざっくりとお届けします。詳細は以下から。

◆iPhone 14、iPhone 14 Plus
それではさっそく「iPhone 14」シリーズを解説。iPhone 14は6.1インチ(2532×1170)、iPhone 14 Plusは6.7インチ(2778×1284)。有機ELディスプレイ「Super Retina XDR」を採用し、コントラスト比は200:1、輝度は800nit(標準)および1200nit(ピーク時)です。

カラーはミッドナイト、スターライト、パープル、レッド、ブルーの5色。

1200万画素メインカメラ(F1.5、センサーシフト光学式手ぶれ補正)および超広角カメラ(120度、F2.4)搭載。新機能の「Photonic Engine」で、iPhone 13より高精細な写真撮影が可能に。

プロセッサは「iPhone 13 Pro」と同じ5コアGPU仕様のApple A13。

またアメリカとカナダで11月サービス開始予定の衛星を使った非常通信機能を備えています。

◆iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max
続いては「iPhone 14 Pro」シリーズ。iPhone 14 Proは6.1インチ(2532×1170)、iPhone 14 Pro Maxは6.7インチ(2778×1284)Super Retina XDRディスプレイ。1~120Hzの可変リフレッシュレート対応でコントラスト比は200:1、輝度は1000nit(標準)、1600nit(HDR)、2000nit(屋外)。

カラーはスペースブラック、シルバー、ゴールド、ディープパープルの4色。

カメラは3眼で、4800万画素メインカメラ(F1.78/第2世代センサーシフト光学式手ぶれ補正)および1200万画素超広角カメラ(120度F2.2)、1200万画素2倍ズーム(F1.78/メインカメラの4画素を1つにまとめたもの)、3倍ズーム(F2.8、光学式手ぶれ補正)で撮影可能。望遠カメラの有無だけでなく、メインカメラの仕様すら無印と差別化されています。

ビデオ撮影時には新機能「アクションモード」でジンバル無しでも手ブレのない滑らかな映像に。

ノッチに変わってカプセル状の穴がディスプレイに。フレキシブルに形状を変えて各種情報を通知する「Dynamic Island」と呼ばれるアプローチを採用しています。

新機能「Always on Display」は1Hzで表示できるため、バッテリー消費を抑えることも。

主要スペックを比べてみるとこんな感じ。ディスプレイやプロセッサだけでなく、カメラまで大きく差別化してしまったのがiPhone 14 Proです。

・ディスプレイ
iPhone 14:60Hz、ノッチあり
iPhone 14 Pro:1~120Hz可変リフレッシュレート、パンチホール式

・プロセッサ
iPhone 14:Apple A15(「iPhone 13 Pro」と同じ)
iPhone 14 Pro:Apple A16

・メインカメラ
iPhone 14:1200万画素
iPhone 14 Pro:4800万画素(光学2倍ズーム可能)

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