11月に登場する予定のハイエンドスマホ向け次世代プロセッサが、おいしいとこ取りの性能となるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、「Snapdragon 8 Gen 2(SM8550)」はSnapdragon 8+ Gen 1と比べてCPU部分の処理能力が10%向上するそうです。
これはCPU部分のコア構成がSnapdragon 8+ Gen 1の「1+3+4」から「1+2+2+3」の構成になり、必要に応じて処理能力の高いコアと消費電力の低いコアを切り替える仕組みがよりきめ細かくなることを受けたもの。
さらにGPUも「Adreno 740」へと刷新されてグラフィック性能が向上するほか、下り最大10Gbpsの5G通信にも対応するとのこと。
しかし目玉となるのはエネルギー効率の大きな改善で、評判の良かった「Snapdragon 835」を手がけたチームがApple A16対抗を念頭に消費電力を抑えつつ処理能力を上げることを目指して開発中。
そのためSnapdragon 8 Gen 2は高い処理能力と低い消費電力、そして低発熱を兼ね備えたプロセッサとなることが期待されます。
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