iPhoneの広告増加をめぐって社内で対立か、「Apple製品にふさわしくない」と反対派が多数


以前に報道のあった、AppleがiPhoneアプリ内の広告を増やそうとしている問題。

それをめぐって内部で分裂が起こっているようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Appleが収益増のためにiPhoneアプリ内に広告を増やそうとしている問題で、内部で意見が対立しているそうです。

これは、顧客や批評家以外にも、担当グループの社員や開発者に反対する者がいるというもので、これまでユーザーに提供してきた「質の高い体験」が損なわれるとする声があるとしています。

そのため関係者の話では、広告を拡大するとしてもMetaやGoogleのような規模にはならないと話しているとのこと。

ただ特筆すべきなのは、同社では広告ビジネスについて語る際に、特定のキーワードを使うことが禁止されているという話。

例えば、「ターゲティング」ではなく「オーディエンスの絞り込み」と言い換えるよう求めているとのこと。これは広告主が特定のユーザーをターゲットにするという方針を同社が認めていないためで、そうした言葉は当てはまらないとしています。

また「アルゴリズム」ではなく「プラットフォーム」、「征服」ではなく「競合キーワード」「ブランド防衛」を使うべきだとし、社内ではApple製品にふさわしい言葉を使うよう求めているそう。

広告を増やさないという方針はユーザーフレンドリーのようにも見えますが、こうした方針が信者を増やす、もとい、ブランドイメージを高めることに一役買っているのかも知れません。

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