「格安スマホ」の概念が大きく覆されるタイミングが近づきつつあるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、MediaTekは新型プロセッサ「Dimensity 8200」をまもなく発表するそうです。
Dimensity 8200は「Dimensity 8100」のマイナーバージョンアップモデルで、CPUが「ARM Cortex-A78(4コア)」「Cortex-A55(4コア)」、GPUは「Mali-G610 MC6」で構成される点は同じ。
しかしCortex-A78のクロック数が2.85GHzから3.1GHz(1コア)および3.0GHz(3コア)へと引き上げられるため、AnTuTuベンチマークのスコアが90万を超える可能性が高いとされています。
なお、Dimensity 8200の恐るべきポイントは「2000人民元(約3万9000円)程度で搭載したスマホを発売できる」というところ。
現在発売中のミドルレンジスマホ「Xperia 10 IV」「AQUOS sense7」などが採用している「Snapdragon 695」の2倍以上にあたる、ハイエンドスマホ級の処理能力を破格で実現してしまうわけです。
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