開発リソースを集中させるためにiPadのモデルチェンジを見送るなど、Appleが恐ろしい勢いで開発しているとされる「Mixed Reality(複合現実)対応ヘッドセット」。
どのような製品となるのか気になるものの、一般人がおいそれと手を出せる価格ではないことが明らかになりました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Appleが現在開発しているMRヘッドセットの本体価格が約3000ドル(約38万6500円)にのぼるそうです。
これはMetaが手がける競合製品「Quest Pro」の実に2倍の額。あまりに高価なため、Appleは現在「廉価版」の開発を進めているとのこと。
フラッグシップモデルと廉価版の違いをざっくりまとめるとこんな感じ。価格を抑えるためとはいえ、かなりシビアなコストカットが行われることとなりそうです。
・フラッグシップモデル
4Kディスプレイ
高速プロセッサ
十分な数のカメラ
排熱ファン
視野を自動調整できるモーター
・廉価版
解像度が抑えられたディスプレイ
比較的低速なプロセッサ
少なめのカメラ
ファンレス
視野は手動で調整
AirPodsと連携させる「カスタムH2ワイヤレスチップ」非搭載か
ちなみにここまでコストを削減しても、廉価版は「Quest Pro」に近い価格になるとのこと。
価格に見合った体験を得ることができるのか、それが問題となりそうです。
・関連記事
廉価版「AirPods Lite」登場か、1万円ちょいの格安イヤホンでiPhone SEのような位置付けに | Buzzap!
「iPhone SE(第4世代)」開発中止か、iPhone 16向けの自社製5Gモデムも白紙に | Buzzap!
新型「iPad Pro(第7世代)」有機ELディスプレイ搭載で薄型軽量化か、ただし「iPad」「iPad mini」「iPad Air」2023年モデルほぼ進化なし | Buzzap!