「Twitter API」月額1万3000円に有料化か、外部アプリやツイートBOTなどに影響も


先週から急にサードパーティ製外部アプリの多くを意図的に規制したTwitterが、無料だったAPIの有償化を発表しました。

API規制によってブロックされたアプリ開発者や、ユーザーの間でも混乱が広がっているようです。詳細は以下から。

Twitter公式アカウントのTwitterDevによると、同社は2月9日より「Twitter API」を有償化するそうです。

Twitter APIは、ツイッター上のツイートやダイレクトメッセージ、ユーザー情報などを外部のプログラム向けに連携できるようにしたもの。

無料で公開されており、サードパーティ製のTwitterアプリや、ボット(Bot)と呼ばれる自動化されたアカウントの分析や学習などに使われていました。

そして、同社CEOのイーロン・マスク氏はユーザーからの質問に答え、Twitter APIへのアクセス料を月額100ドル(約1万3000円)以内にすることを明らかに。

これにより、今までTwitter APIを使って無料で運営されていた地震速報や人工知能などのBotが撤退を余儀なくされる事態となっています。

また、Twitterは「従来からあるAPIルールを強制する」として、サードパーティ製アプリを意図的にブロックするなどの措置を行ったばかり。

外部サービスからのアクセスを意図的に遮断しつつ有償のAPIを使わせることで、数億円単位の赤字を計上している収益を回復させたいというTwitterの意向が見えるようです。

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