iPhone低価格な「メタレンズ」採用へ、薄くて生産性に優れノッチやカメラの出っ張りも解消
iPhoneやiPadに「メタレンズ」と呼ばれる新技術が採用されるようです。
カメラの薄型化からノッチやパンチホールの消失など、スマホを大きく進化させる画期的なものになりそうです。詳細は以下から。
Advertisement
Apple関連の確度の高いリーク情報などで著名なアナリスト、ミンチー・クオ氏の投稿によると、Appleは2024年にも「メタレンズ」と呼ばれるレンズをiPad ProやiPhoneなどに採用するそうです。
これは同社のサプライヤーであるTSMCとVisEraにより技術が提供され実現するもの。
メタレンズは通常のものより薄く平らで、従来レンズを何枚も重ねていたのと同じ作用を1枚で生み出せるとされています。
さらに半導体と同じ設備での大量生産が可能なため、今までのレンズをより低価格で薄型なものに置き換えることができるとのこと。
まず2024年に、より出荷数の少ないiPad Proの背面カメラに採用し、2025年から2026年にかけてiPhoneのFace IDカメラでも使用されるとしています。
背面カメラに使用されればバンプ(出っ張り)が薄くなるのはもちろん、Face IDカメラのレンズが1枚になればより多くの光を取り込めるようになるため、ディスプレイ上部のノッチやパンチホールも消える可能性もあります。
また、AppleのAR/MRヘッドセットにも使われる可能性もあり、メガネ型のヘッドマウントディスプレイが成功すればさらにメタレンズの出荷の増加も見込めるそうです。
製造プロセスを考えると、すべてがメタレンズに置き換えられるのは2028年から2030年の間とのことで、iPhoneをはじめあらゆるカメラ付きデバイスに恩恵がありそうな技術の発展に期待が膨らみます。
・関連記事
「iOS 16.4.1」バッテリー消費悪化したままに、iPhone 12は過去最悪に次ぐパフォーマンスで修正時期も見通し立たず | Buzzap!
「iPhone 8」ついにiOS 17アップデート対象外か、iPhone XやApple Pencil初対応のiPad Pro(第1世代)も | Buzzap!
【悲報】無印iPhoneは2027年まで120Hz非対応か、「iPhone 19」でようやく格安Androidスマホに追い付く可能性 | Buzzap!
この記事をSNSでシェア
モバイル に関する人気記事
- 【朗報】Pixel 8a「7年保証」で5月16日発売か、『ずっと使える廉価版』競合各社の格安スマホを圧倒へ
- 【悲報】Galaxy S25 Ultra「積層型バッテリー」非搭載でiPhone 16に見劣り、Snapdragon 8 Gen 4高騰で65W急速充電も非対応に
- 「廉価版iPad Pro」年内発売へ、miniLED搭載の新シリーズiPadは「ProとAirの中間」を目指した手ごろな高性能モデルに
- 「Snapdragon 8 Gen 4」低クロック動作すらGen 2圧倒の『えげつない高性能』に、ただし消費電力や発熱問題の懸念消えず
- 【朗報】Pixel 8a「お値段そのまま」か、まさかの値上げ回避で「7年保証の格安スマホ」爆誕も油断は禁物に
モバイル の最新記事
- 「Galaxy Z Flip6/Fold6」値下げでファーウェイなどに対抗か、初のExynos 2400搭載でコスト削減へ
05月02日 12:30 - 「HTC U24/U24 Pro」まもなく登場、Snapdragon 7 Gen 3に刷新で1.5倍以上の処理能力に
05月02日 12:00 - 「Snapdragon 8 Gen 4」低クロック動作すらGen 2圧倒の『えげつない高性能』に、ただし消費電力や発熱問題の懸念消えず
05月01日 20:30 - サムスン「80%以上シェア減少」の衝撃、折りたたみスマホでファーウェイなどの低価格攻勢に対抗できず面目丸つぶれに
05月01日 18:45 - 楽天モバイルがプラチナバンド帯の試験開始、今夏前の開通に全力へ
05月01日 16:05