PixelシリーズでもiPhoneのような無印とProの本格化が進められることが明らかになりました。
新モデル「Pixel 8」ではカメラの画質に大きな差が付くようです。詳細は以下から。
◆Pixel 8、Pixel 8 Proはメインカメラ大幅刷新
海外メディア「Android Police」の報道によると、GoogleはPixel 8シリーズでメインカメラを大きく刷新するそうです。
Pixel 6以降、メインカメラにはSamsung製センサー「ISOCELL GN1(5000万画素)」が搭載されていますが、Pixel 8およびPixel 8 Proは「ISOCELL GN2」になるとのこと。
ISOCELL GN2は画素数こそ変わらないものの、「ほぼ1インチ」となる1/1.12インチの大きさを実現したセンサー。
隣接する4ピクセルを1つの大きなピクセルとして活用できる「テトラピクセル」技術や長時間~短時間露光で同時に撮影した写真を合成することで画質を向上させる「スタッカードHDR」によって、暗いところでも明るくキレイに撮ることができます。
◆「Pixel 8 Proのみアップデート」で差別化へ
そして興味深いのがPixel 8 Proのみ超広角カメラのセンサーが従来の1200万画素から6400万画素へとアップデートされる点。
Pixel 7aのメインカメラと同じソニーの「IMX787」を搭載することでセンサーサイズが約2倍になるほか、視野も広がるため、旅行先などで見たままの景色をキレイに残すことができるようになります。
また、Pixel 8 ProのみToFセンサーが従来の「VL53L1」から「VL53L8」へと刷新されることで、オートフォーカスの速度が上がるほか、非接触の温度測定を高い精度で実現する温度計センサーも搭載されるなど、画質以外でも差別化が進むようです。
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