「次はPixelを買いたくない」Googleスマホ予想外の不人気、Pixel 7投入後もシェアわずか5%以下に


独自のアルゴリズムで夜景がキレイに撮れるカメラ、AIを駆使した先端機能など、Google自らが送り出してきたオリジナルスマホ「Pixel」シリーズ。

今年秋には第8弾にあたる「Pixel 8」が発売される見通しですが、思いのほか売れ行きが鈍いことが明らかになりました。熱心なファン層を開拓することにも難航しているようです。詳細は以下から。

調査会社「statista」のレポートによるとスマホ市場におけるPixelシリーズのシェアは決して高くなく、Pixel 7シリーズ投入後もオーストラリア(5.4%)以外で軒並み5%を切っている状況だそうです。

興味深いのがその背景。「次は別のスマホがいい」と感じるiPhoneやGalaxyユーザーが28%、22%しかいないのに対してPixelユーザーは58%以上が乗り換えたいと考えており、満足度の低さがうかがえます。

満足度が低ければユーザーが友人に勧めたり、子どもや両親に買い与えようとしなくなるため、シェアが伸びないのも無理からぬ話。

「そもそも通信できない」「誰の指紋でもロックが解除される」「いきなり本体が熱くなってバッテリーがどんどん減る」「音量ボタンが外れる」「カメラ部分のガラスが割れる」などソフトウェア、ハードウェア双方で不具合が相次いだことも影響しているとみられます。

コストパフォーマンスを徹底的に追求した「Pixel 7a」が投入されたことで注目を集めているPixelシリーズ。状況がどれだけ好転するのかが気になるところです。

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