クアルコムからエントリースマホ向けの新型プロセッサが発表されました。
今年後半にかけて、性能が大幅に底上げされた格安スマホが続々と発表されることになりそうです。詳細は以下から。
クアルコムのプレスリリースによると、同社は本日6月27日にモバイル向け新型プロセッサ「Snapdragon 4 Gen 2」を発表したそうです。
Snapdragon 4 Gen 2はエントリー向けとして初めて4nmプロセスで製造されており、6nmプロセス採用の前世代「Snapdragon 4 Gen 1」と比較して、消費電力や発熱が大きく減少しているのこと。
CPUは最大2.2GHzの高性能コアと2.0GHzの高効率コアの「2+6」構成で、これにより前世代よりも処理性能が10%向上しています。
また、最大3200MHz動作でより高速なLPDDR5 RAMや、カメラの電子式手ブレ補正(EIS)、高速オートフォーカス、動画ノイズを低減する「マルチカメラ時間フィルタリング」などもサポート。
モデムは「Snapdragon X61 5G」搭載で、下り2.5Gpbs、上り900Mbpsに対応するとされています。
前世代のSnapdragon 4 Gen 1はAnTuTuスコアが38万超えと、OPPO Reno7 Aなどに搭載の「Snapdragon 695」にも匹敵するレベルの性能を叩き出していましたが、そこからさらにプロセスの微細化とCPUの性能向上を果たしたSnapdragon 4 Gen 2。
今年後半にも「Redmi」や「vivo」に搭載が予定されており、もはや「エントリー向け」とは言わせない性能を発揮する格安スマホがこれから続々と登場しそうです。
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