史上最強の新シリーズ「Anker Prime」颯爽登場、小型すぎる充電器や超大出力モバイルバッテリーなど展開で型番も分かりやすく

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高性能な充電器やモバイルバッテリーを数多く提供しているAnkerが、「iPhone 15」発売を前に8つの新製品を発表しました。

そのうち半数がなんと本日発売。製品情報はもちろん、発表会の様子もお届けします。詳細は以下から。

◆レビュー記事
【割引あり】新登場「Anker Prime」急速充電器を速攻レビュー、持ち運びやすい超小型モデルや240W超大出力など充実の展開でパソコンやスマホ、タブレットを複数台一気にチャージ | Buzzap！

【限定割引】Anker史上最強のモバイルバッテリー「Anker Prime Power Bank」速攻レビュー、最大250Wの超大出力でパソコンやスマホを爆速充電できて便利なディスプレイも | Buzzap！

◆発表会の様子
昨年、世界ナンバーワンのモバイル充電器ブランドとして認定され、今なおトップを走り続けるAnker。

日本国内でも先月、充電関連製品の販売台数が累計4000万台を記録したそうです。

Ankerは業界に先駆けて2018年に製品の小型化に欠かせない次世代パワー半導体素材「GaN（窒化ガリウム）」を採用し、さらに2021年には独自技術「Anker GaN II」を開発。

そして2022年には更なる改良を施した「GaN Prime」を発表。英知を集結して生み出された技術は、もちろんAnker Primeシリーズにも使われています。

100W以上の高出力に対応しながらも従来製品より圧倒的に小型化できてしまうという、驚くべき技術です。

さらに、接続した機器を判別して最適な電力配分を行い充電の効率化を図る「PowerIQ 4.0」により複数同時に急速充電という離れ業もできるようになったほか……

継続的に温度を監視することで過充電などの事故を防ぐ「ActiveShield 2.0」により、今まで以上の安全性も確保されています。

また、最新のUSB規格「USB Power Delivery 3.1」にも続々対応しています。

外出が旅行が増えたほか、働き方が多様化する昨今において特に需要が高まっているという高性能なモバイルバッテリーや充電器。

そして業界の最先端を走るAnkerが、今回新たに史上最高峰とうたう「Anker Prime」シリーズを発表しました。ニーズや使用シーンに合わせたフルラインナップで展開されます。

昨年、価格設定はやや高めになったにもかかわらず大好評だったという「Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)」などの路線を踏襲するようです。

まず紹介されたのは3種類のモバイルバッテリー。どれもディスプレイ表示で充電の進捗などを確認できるようになっています。

「Anker Prime Power Bank (12000mAh,130W)」。名前通りの大容量、大出力にもかかわらずサイズ感は350mlペットボトルほどで、重量も360gに収まっています。

「外出先でのiPadの充電切れが心配なユーザーに最適」と紹介されていました。

「Anker Prime Power Bank (20000mAh,200W)」。超大容量、高出力にもかかわらず2万円を切る価格設定です。

コンセント接続時は「MacBook Pro」を2台同時に急速充電できる出力で、モバイルバッテリーとしても「MacBook Air」をフル充電できる容量を備えています。

今回最大となる「Anker Prime Power Bank (27650mAh,250W)」。価格は2万4990円とお高めですが、性能を考えるとむしろ格安かもしれません。

この製品のみ、Ankerのモバイルバッテリーとしては初めてアプリ連携機能を搭載。遠隔で充電状況などを確認できるほか、音を鳴らして位置を知らせる機能もあるそうです。

さらに、意欲作「Anker Charging Base(100W) for Anker Prime Power Bank」も発表。単独でモバイルバッテリーを充電できるというスタンドですが、ケーブルがあればスマホやノートパソコンにも対応できます。

従来より3倍速く再充電できるというこれらの製品。外出の機会が増えた今だからこそ重要になりそうです。

続いて紹介されたのは充電器。

こちらは小型の「Anker Prime Wall Charger (67W,3 ports,GaN) 」。

高出力ながら一般的な同等の出力を持つ製品に比べ、50％もの小型化に成功したそうです。

なお、充電器各種は人気が高かったというスクエア型のフォルムを採用。壁のコンセントに刺しても落ちにくく、ポーチにも入りやすくなっています。

「Anker Prime Wall Charger (100W,3 ports,GaN)」は中型の充電器。MacBook Proを急速充電できるため、クリエイターにも適した製品と紹介されています。

Ankerの充電器としては最大出力となる「Anker Prime Desktop Charger (240W,4 ports,GaN)」。4台同時に急速充電できるほか、「MacBook Pro(M2,2022)」も2時間でフル充電可能。4ポートなのでデスク周辺の整理にも最適です。

電源タップで初めてディスプレイ表示を採用した「Anker Prime Charging Station (6-in-1,140W)」。独自の「デュアルトランス磁気結合」技術により、サイズを抑えつつ高出力化に成功しています。

以下の4製品が本日発売で、Anker Prime Power Bank (12000mAh,130W)は予約販売を開始。どれも特別価格で提供されます。

・Anker Prime Power Bank (20000mAh,200W) 200個限定10%オフ
・Anker Prime Wall Charger (67W,3 ports,GaN) 1200個限定10%オフ
・Anker Prime Wall Charger (100W,3 ports,GaN) 1500個限定10%オフ
・Anker Prime Charging Station (6-in-1,140W) 800個限定20%オフ

なお、Anker Charging Base(100W) for Anker Prime Power Bankは9月上旬、Anker Prime Desktop Charger (240W,4 ports,GaN)およびAnker Prime Power Bank (27650mAh,250W)は今年秋ごろの発売が予定されています。

◆質疑応答
Q：Anker Prime Power Bank (27650mAh,250W)は有線専用か？
A：有線専用です。

Q：Anker Prime Power Bank (27650mAh,250W)のアプリについて詳細を。
A：アプリとはBluetoothでの接続。探す機能の有効範囲は10メートルほど。Apple WatchやiPhoneの探す機能と同じイメージ。

Q：アプリで探す機能の需要について、どう考えているか。
A：製品自体は大きいが常に肌身離さず持っている物ではないので、隣の部屋などに置いてしまい見つからなくなってしまった時など、一定の需要があると考えている。

Q：モバイルバッテリーアプリの今後の展開について。
A：現状は未確定で、今後の製品への搭載は検討中。ファームウェアアップデートができるため、機能追加があるかもしれない。

Q：かなり価格設定が高めだが。
A：去年発売のAnker 737シリーズもやや高めだったものの、日本のみならず世界でも好調だったため、高スペックな製品の需要は感じている。
また、コロナが落ち着いて来たため、ビジネスマン需要も考えている。

Q：旧モデルは737や733などのナンバリングがされていたが、今回なくなった理由について。
A：Anker 737や733は「7シリーズ」として推しだしていたものの、お客様にとっては数字だけではわかりにくいと判断。そのため今回改めてネーミングし直し、Primeシリーズとして統一した。
今後についても、わかりやすい形でネーミングしての展開を考えている。

Q：Anker Primeシリーズを中国、アメリカ含めてワールドワイドでローンチする理由は。
A：新製品を発表するというのもあるが、リネーム含めてAnker全体のリブランディングとなるためグローバルでまとめることとなった。

Q：軒並み高価格帯だが、今後もハイブランドになるのか。
A：創業当時はシンプルで安い物を作っていたが、グローバル視点でナンバーワンの知名度を得たため、高級路線ではないが専門的な、クリエイターへも向けたかじ取りをした結果がAnker Prime。
今後は安価な製品も出して全方位のユーザーに訴求していく。

Q：Anker Primeを名乗る条件は？最高峰の充電器であること？
A：GaNPrimeなどの最新技術が使われた製品。モバイルバッテリー、充電器、ACアダプタが該当する。

Q：製品開発の背景について。大容量高出力化で差別化しているが、ユーザー側のニーズはどういった背景があったか。
A：2万円台の製品の売れ行きがよく、マーケットが伸びている。Ankerが市場を取るだけで無く、市場全体を広げる狙いがある。「あらゆるモノをAnkerが対応する」ことを目指す。