Google検索候補に「削除」「アンインストール」「いらない」など悲しい言葉ばかり出ていた、Windows 10などに搭載されているAI音声アシスタント「Cortana」。
決して良いとは言えない使い勝手でしたが、ついにその役割に終止符が打たれたようです。詳細は以下から。
Microsoftの公式ページによると、8月以降WindowsでCortanaのサポートを順次終了するそうです。
使えなくなるのは、Windowsに搭載されている独立アプリ。
なお、OutlookモバイルやTeamsモバイル、および専用デバイス「Microsoft Teamsディスプレイ」や会議室据え置き型製品の「Microsoft Teamsルーム」などに内蔵されているアシスタント機能は引き続き使えるとのこと。
切り替え先として、Windows 11からの新機能である音声アクセスや、AIを搭載した検索エンジン「Bing」、同社のオフィスソフトなどと連携できるAI「Windows Copilot」などの同じ作業のできるアプリが推奨されています。
検索機能はBingのみ対応、全てのリンクがMicrosoft Edgeで開かれるなど使い勝手の悪さが災いし、Windows 11ではついにタスクバーからも撤去されてしまったCortana。
もはや「誰も使っていないアシスタントアプリ」といった様相でしたが、ついに公式にサポートが打ち切られます。
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