高クロック版Snapdragon 8 Gen 2が搭載されたことに加え、待望の512GBおよび1TBモデルが国内発売となったのも記憶に新しい「Galaxy S23 Ultra」。
そのハイスペックさから「後継機はあまり変わらないのでは」との見方もありましたが、そんなことはなくかなり期待できる内容になりそうです。詳細は以下から。
◆競合機種の追随を許さない処理能力に
海外メディアの報道によると、「Galaxy S24+」および「Galaxy S24 Ultra」には高性能版の「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されるそうです。
これはベンチマークアプリ「Geekbench」のスコアから明らかになったもの。Galaxy S24+はシングルコアで2233、マルチコアで6661を記録しています。
一方、Snapdragon 8 Gen 3を搭載した別のスマホはシングルコアで1596、マルチコアで5977で、比較するとGalaxy S24+が大きく引き離しています。
プロセッサの仕様をまとめるとこんな感じ。コア構成やそれぞれのクロック数まで異なっています。
・高性能版Snapdragon 8 Gen 3
1+3+2+2(3.30GHz+3.15GHz×3+2.96GHz×2+2.27GHz×2)
・Snapdragon 8 Gen 3
1+5+2(3.19GHz+2.96GHz×5+2.27 GHz×2)
なお、無印にはすべて自社製の「Exynos 2400」が搭載されると報じられていることから、上位モデルとの差別化は進むことになるとみられます。
◆ストレージもかつてない大容量
また、Androidスマホ関連のリーク情報提供者として知られるRevegnus氏によると、Galaxy S24 Ultraは2TBのストレージを搭載したモデルが存在するそうです。
ストレージ以外の詳細は明らかになっていませんが、256GBモデルは12GBメモリを備えると語られていることから、少なくともそれ以上になるとみられます。
◆低価格な128GBモデルも復活
さらに、Galaxy S23シリーズでラインナップから消えた128GBストレージ/8GBメモリのモデルも復活するとのこと。
コストカットによる低価格化が期待できるため、写真などはクラウドサービスで保存するといったユーザーには有用そうです。
高性能版のSnapdragon 8 Gen 3を搭載して超大容量モデルも登場し、ディスプレイ刷新やズームカメラの高画質化も果たすなど、多くのアップデートが期待されるGalaxy S24 Ultra。
もし事実であればGalaxy S23 Ultra 1TB/SIMフリーモデルの25万3440円を超える価格になることは避けられないと思われますが、国内展開されるかも含めて今後が非常に気になるところです。
・関連記事
「Galaxy S24 Ultra」ディスプレイついに刷新、ズームカメラも1000→5000万画素で高画質に | Buzzap!
廉価版「Galaxy S23 FE」ズームカメラも刷新か、4年間のOSアップデート保証など渾身の格安ハイエンドスマホに | Buzzap!
4億4000万画素カメラ「Galaxy S25 Ultra」に搭載か、高精細な夜景撮影を楽しめるISOCELL HU1など新型センサー開発中 | Buzzap!