「Xperia 5 V」速攻レビュー、次世代センサー『Exmor T』採用の超高画質カメラや空間オーディオ対応スピーカー、低発熱などソニー渾身の高性能コンパクトスマホに

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ソニーの最新スマホ「Xperia 5 V」のレビューをお届けします。

「Xperia 1 V」と同じ昼でも夜でも美麗な写真が撮れる新世代大型カメラセンサーや高音質スピーカーなどを備え、ソニーの技術を小さなボディにギュッと凝縮したスマホとなっています。詳細は以下から。

Xperia 5 V本体。6.1インチフルHD+（2520×1080）有機ELディスプレイと、Snapdragon 8 Gen 2、8GBメモリや128/256GBストレージ、臨場感のある立体的なサウンドを実現する「フルステージステレオスピーカー」を搭載しています。

同じ画面サイズのiPhone 15を上回る120Hzのぬるぬる表示に対応。

ディスプレイも一気に明るくなりました。

触ってみたところ。Snapdragon 8 Gen 2によって、すいすい動いてくれます。

背面カメラは、「Xperia 1 V」と同じ最先端の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載した4800万画素広角（24mm、F値1.9）と、1200万画素超広角（16mm、F値2.2）の2眼構成。

センサーが約1.7倍に大型化したことでより多くの光を取り込めるようになり、高感度かつ低ノイズな撮影を実現しているとのこと。

「Xperia 5 IV」と大きく違う点は望遠カメラが廃止されたこと。その代わりに広角カメラの4800万画素部分をクロップして1200万画素の2倍ズームとして撮影できるため、通常のデジタルズームで発生する画質劣化もなくキレイに拡大できるとしています。

カメラを触ってみたところ。プロ顔負けの映像を撮れてしまう「S-Cinetone for mobile」機能で場面に応じて好みの色味を設定できるほか、4K HDR 120fpsでの動画撮影や前面カメラでの4K 60fps撮影などにも対応しました。

5000mAhバッテリーを搭載し、独自技術で消費電力を約20％削減して長時間駆動を実現。「いたわり充電」で3年後でも最大容量を80％以上維持するとのこと。熱拡散シートの体積も40％増加したことで、バッテリーの負荷も少なく安定した動作が期待できます。

向かって右側面にはシャッターボタン、指紋認証一体型の電源ボタン、音量ボタンが備えられています。

底面にはカードスロットとUSB Type-C端子。

近年では珍しくなった3.5mmイヤホンジャックは上部に配置されており、使いやすい作りです。

本体スピーカーで空間オーディオを楽しむこともできるなど、こだわりの1台。どこがどのように進化したのかは、こちらの記事を見ると非常によく分かります。

・Xperia 5 IVからの進化点
・2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T」搭載でより高感度・低ノイズな撮影ができるように
・センサーサイズが前機種比1.7倍に大型化して多くの光を取り込めるように
・メインカメラの有効画素数が1120万から4800万に
・プロセッサがSnapdragon 8 Gen 1から高性能で発熱も抑えられたSnapdragon 8 Gen 2に
・熱拡散シートの体積が40％拡大

・Xperia 5 V
ディスプレイ：6.1インチフルHD+（2520×1080）有機EL、120Hz表示対応
CPU：Snapdragon 8 Gen 2
メモリ：8GB
ストレージ：128/256GB
背面カメラ：1/1.35型2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」採用4800万画素広角（24mm、F値1.9）、1200万画素超広角（16mm、F値2.2）、ZEISS Tコーティング
前面カメラ：1200万画素（F値2.0）
バッテリー容量：5000mAh（いたわり充電、ワイヤレス充電対応）
オーディオ：フルエンクロージャー構造ステレオスピーカー
サイズ：68mm×154mm×8.6mm、重量182グラム
その他：3.5mmオーディオ端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.3、USB Type-C、防水IPX5/IPX8、防塵IP6X、おサイフケータイ、NFC、指紋認証