飛ぶ鳥を落とす勢いだった前モデルから一転、iPhone 15がいきなり苦境に立たされていることが明らかになりました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、iPhoneの最大消費地である中国市場において、今までにない動きがみられるそうです。
なんと小売業者が発売されたばかりの「iPhone 15(512GBモデル、通常価格8999人民元)」を2割近く安い7498人民元で販売しているとのこと。
最も高価で高い人気を誇るはずのiPhone 15 Pro Max(512GBモデル、通常価格11999人民元)すらAlibaba傘下の大手通販サイト「Taobao」11%オフとなる10698元で販売されており、iPhone人気の失速が鮮明になりつつあります。
なお、ここで興味深いのが「日本市場も例外ではない」という点。
例年だと「Pro Max」の大容量モデルは人気が高く、発売後1~2ヶ月は入手困難な状況が続いていましたが、Buzzap!編集部で確認したところiPhone 15 Pro Maxの512GBモデルを即日受け取れるApple Storeがあります。
待望のUSB Type-C端子を備えただけでなく、上位モデルにチタン製の高級感あるボディや美しく撮れるカメラ、世界初となる3nmプロセスで製造された超高性能プロセッサを採用するなど大きくモデルチェンジしたiPhone 15。
かなりのテコ入れが行われた印象が強いだけに、この結果は驚かざるを得ないものです。
販売低迷が続けば在庫が積み上がり、値下げ圧力が強まるだけに、今後の展開を注視しておいて損はなさそうです。
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