アメリカによる制裁の中、自前で5Gに対応させた最新スマホ「Mate 60 Pro」で華麗なる復活を遂げたHuawei。
しばらく快進撃は止まりそうにないようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Huaweiの最新スマホ「Mate 60」の中国国内での総出荷台数が発売8週間で240万台を達成したそうです。
これは前モデル「Mate 50」シリーズの4ヶ月で180万台というペースを上回る数字で、このうち「Mate 60 Pro」の割合は60%以上。また、このペースであれば4ヶ月で400万台に達する可能性があるとしています
また、Mate 60 Proに搭載されているプロセッサ「Kirin 9000s」の調達に時間がかかっていることから供給が追いついておらず、最大3ヶ月間もの待ち時間まで発生しているそうです。
一方で、海外メディアの報道によると、10月のスマホ売上高の増加率はHuaweiが83%の増加だったものの、Appleは11%にとどまり、発売直後の予想よりはるかに低くなったとのこと。
中国国内で驚異的な販売台数を記録したうえに、長い待ち時間すら熱狂ぶりを維持するのに一役買っていそうで、しばらく人気の衰える気配がなさそうなMate 60。
悲願だった「5G対応」を受けての爆売れとも考えられるだけに、度重なる制裁という逆境すら武器にして奮闘した結果と言えそうです。
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