ファーウェイ「3つ折りスマホ」サムスンに先駆けて発売へ、格安『折りたたみGalaxy』も登場で折りたたみ活性化へ


Googleの「Pixel Fold」を超える、薄さ5.3mmの折りたたみスマホ「HUAWEI Mate X3」を発売するなど、新たなラインナップの開発に力を注ぐHuawei。

さらに、間もなく2つ折りスマホよりも大きな画面を備えた新モデルがお目見えすることになりそうです。詳細は以下から。

◆Huawei「3つ折りスマホ」をSamsungより早く実現へ
テクノロジー関連の市場調査会社「TrendForce」のレポートによると、Huaweiは2024年までに3つ折りできるディスプレイを搭載した折りたたみスマホを2モデル発売するそうです。

これは業界関係者からの報告で明らかになったもので、今のところ開発は順調に進んでおり、3月にも最初のモデルが登場するとされています。

3つ折りスマホといえば、Samsungが「Galazy Z Flex」と呼ばれる新型や、10インチの折りたたみディスプレイを搭載したタブレットなどを開発中と報じられていたものの、製品化には至っていません。

3つ折りスマホは2つ折りよりもさらに大画面が実現できるため、各メーカーが開発に取り組んでいますが、Samsungに先駆けてHuaweiが製品化する可能性は高いと考えられます。

◆Samsungはミドルレンジ向けの低価格モデルにシフトか
また、3つ折りスマホの続報が出ていないSamsungは、2024年にミドルレンジスマホ市場向けの「低価格折りたたみスマホ」を発売する予定とされています。

価格を引き下げることで、より幅広い消費者層に使えるようにする計画とのこと。

それに対してHuaweiも、735ドル以下の格安折りたたみスマホ「P Pocket」を2024年前半に向けて開発中と報じられています。

ハイエンドモデルや低価格帯など、異なるアプローチを取りながらも折りたたみスマホの開発で競合するHuaweiとSamsung。

同じ市場において競争が生まれれば、さらに複数回たためて持ち運びに便利な大画面モデルや、ディスプレイやヒンジの耐久性向上、本体価格のさらなる値下がりなど、ネックだった要素が改善され手の届きやすくなったモデルが登場することにつながりそうです。

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