「第2のiPhone」元Apple設計者やデザイナー多数起用で開発か、AI重視で完全対抗へ


過去にiPhoneなどを設計した元Apple関係者が、新たなデバイス開発のために集結しているようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、iPhoneなどの設計者であるTang Tan氏が来年2月にAppleを退社し、新たなデバイスを開発するそうです。

Tang Tan氏はAppleの製品デザイン副責任者を務め、iPhoneとApple Watchの設計やAirPodsの音響チームなどに携わったとされています。

退社後は元Appleの最高デザイン責任者・Jony Ive氏のデザイン会社「LoveFrom」に入社し、新たなAIデバイスのハードウェア開発を担当する予定とのこと。

AIデバイスについては、「ChatGPT」を開発したOpenAI社のSam Altman氏がソフトウェアを提供するほか、ソフトバンクが約1500億円の出資を行うとみられています。

2019年から設計担当者が14名も退社するなどAppleの人材流出が相次ぐ一方で、元Apple工業設計チームのShota Aoyagi氏も入社したことも明らかになっているLoveFrom社。

製品の具体的な内容はまだ不明なものの、Jony Ive氏などかつてのApple製品の根幹デザインに携わった開発者が集まり、「第2のiPhone」とも言うべき魂を受け継いだ競合製品が誕生することが期待できるかもしれません。

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