佐々木倫子の代表作で、北海道にあるH大学の獣医学部を舞台に、獣医を目指す主人公・ハムテルと愛犬のシベリアンハスキー・チョビたちが織りなすドクトルコメディ「動物のお医者さん(1987年~1993年に『花とゆめ』連載)」が装いも新たに発売されました。
ファンの世代を考慮してか、うれしい計らいまであります。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのが「新装版 動物のお医者さん」第1巻。花とゆめの白泉社でなく「おたんこナース」「HEAVEN?」「チャンネルはそのまま!」などの人気作を刊行した小学館から本日発売されました。
Amazon.co.jp: 新装版 動物のお医者さん(1) (ビッグコミックス) eBook : 佐々木倫子: Kindleストア
2000万部以上が刊行され、シベリアンハスキーブームまで巻き起こした同作。往年のファンを自称する筆者はKindle版を買ってみました。
驚かされたのが、アフリカ好きの漆原教授に「獣医になる!!」と告げられる序盤の名シーン。
少しでも拡大するとガビガビになってしまう画質の低い電子書籍も少なくない中、新装版は拡大しても破綻することなくキレイに読むことができました。
佐々木倫子作品の持ち味である独特の書き文字もこの通り。「そろそろ老眼が……」という世代にも優しいのが特徴です。
紙媒体もB6判とやや大きめで読みやすい新装版 動物のお医者さん。
2024年12月まで毎月30日ごろに1巻ずつ、全12巻が刊行される予定で、描き下ろしイラストの全巻収納BOXが100人にプレゼントされる企画も実施されます。
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