「無料のGalaxy S24」登場へ、競争促進のためスマホ割引の上限規制が撤廃される事態に


スマホ割引の規制は、時代にそぐわないのかもしれません。詳細は以下から。

韓国メディアの報道によると、3月14日から同国でスマホ割引の規制が撤廃されたそうです。

これは販売奨励金を制限する「移動通信端末装置流通構造改善に関する法律(端末流通法)」が携帯各社の競争を促すために廃止されたことを受けたもの。

今まで韓国ではMNPを利用しても携帯電話会社から24万ウォンまでしか補助金を受けられませんでしたが、その結果負担が減った携帯電話会社の利益が膨れ上がり、スマホの本体代が高騰していました。

しかし今回の法改正で携帯電話会社はMNP利用者向けに補助金を最大100万ウォンまで出せるようになったとのこと。なお、この額には乗り換えによって発生する違約金や長期割引が無くなる不利益の補てんも含まれています。

また、一部の小売店で携帯電話会社が出す補助金の15%を上乗せできるため、115万5000ウォンで販売されているGalaxy S24が無料になるとされています。

つい最近、MNPユーザーへのスマホ割引上限が2万2000円から4万4000円へと緩和されたばかりの日本。

残念ながらスマホ本体の値上がりが緩和された額を上回っているのが現状ですが、韓国に追従するのかどうかが非常に気になるところです。

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