「LEITZ PHONE 3」速攻レビュー、1インチセンサーと持ちやすいボディで多機能なライカカメラを手軽に楽しめるソフトバンク独占機種


ソフトバンクが4月19日(金)に発売する、ライカ社監修のカメラにこだわり抜いた最新モデル「LEITZ PHONE 3」実機レビューをお届けします。詳細は以下から。

◆「ライカフォン」の3代目が登場
これがLEITZ PHONE 3本体。10億の色表現や、表示更新に連動して黒画面を挿入することで実質240Hzの超ぬるぬる表示を実現する約6.6インチのWUXGA+(2730×1260)Pro IGZO 有機ELディスプレイを搭載しています。

「Snapdragon 8 Gen 2」や12GB RAM、512GB ROM(microSDカードで1TB拡張可能)、5000mAhバッテリー搭載なのはベースモデルの「AQUOS R8 pro」と同様。

AnTuTuベンチマーク(Ver10.2.4)のスコアは1516911で、同じプロセッサを搭載するGalaxy S23 UltraやXperia 1 Vよりやや高い結果となりました。

大きく異なるのがライカのカメラからインスピレーションを得たというレザー調の加工が施された背面。滑りにくいため撮影時にも役立つデザインです。

向かって右側に音量と電源ボタン。両側面には細かい凸凹の入ったローレット加工が施されており、こちらも滑りにくさに貢献しています。

天面にはカードスロットと3.5mmイヤホンジャック。

底面にはType-C端子や立体音響技術「ドルビーアトモス」対応のスピーカーが備えられています。

触ってみたところはこんな感じです。


バッテリーを長持ちさせてくれる「インテリジェントチャージ」や家事などでスマホを触れない時に便利な「スクロールオート」など、AQUOSと同じ便利機能も使うことができます。

◆最大の特徴であるカメラも進化
背面カメラは素早くピントを合わせられる「octa PDAF」採用の4720万画素(F1.9/焦点距離19mm)1インチ超広角と190万画素測距用センサーの構成。フロントは78度の広視野角(FOV)とF2.3の絞りを備える1260万画素カメラです。

出っ張りがかなり目立つ仕様ですが、専用のマグネット式カバーが付属しているため、カバンに入れて持ち運ぶ際も安心できます。

通常のカメラモードだと0.7倍、1倍、2倍(クロップ)のズームしかサポートしていませんが、ライカの代表的なMレンズをシミュレートする「Leitz Looks」では、画角の異なる3種類のレンズを選択可能。

Leitz Looksには新たに可変絞り機能が搭載されたほか、フィルターも定番の「MONOCHROME」などに加え力強い色調の「ENHANCED」と色鮮やかな「VIVID」が追加され、全7種にボリュームアップ。ライカの世界観をより深く楽しめるようになりました。

ISO感度や露光などを撮影前に調整できる「マニュアル写真」モードでは、LEITZ PHONE 3独自の機能として一部のライカカメラに搭載されている「ライカ・パースペクティブ・コントロール」が追加。建築物などを撮影するときのパース歪みを簡単に補正してくれます。

新たにウォーターマーク機能も採用。絞り値、ISO、シャッタースピード、焦点距離、LEITZ ロゴなどカメラに不可欠なパラメータを写真に付与できるようになっています。

AQUOS R8 proの性能に加えて、独自のカメラ機能が光るLeitz Looks。ライカファンはもちろん、「カメラは持ち歩けないけど、多彩な機能を使ってさまざまなシーンで撮影を楽しみたい」というユーザーにもぴったりです。

◆スペックシート
ディスプレイ:6.6インチ WUXGA+(2730×1260)240Hz 10億色Pro IGZO OLED
プロセッサ:Snapdragon 8 Gen 2
メモリ:12GB
ストレージ:512GB(microSDカードで1TB拡張可能)
背面カメラ:4720万画素(F1.9/焦点距離19mm)1インチCMOSイメージセンサー
前面カメラ:1260万画素CMOSイメージセンサー(F2.3/焦点距離27mm)
バッテリー:5000mAh(ワイヤレス充電対応)
サイズ:161×77×9.3mm、209g
OSアップデート:3年
カラー:ライカブラックのみ
付属品:シリコンケース、カメラカバー、Type-A変換アダプタ(スマホ移行用)
その他:IPX5・IPX8/IP6Xの防じん防水
おサイフケータイ、NFC、指紋認証(3D Sonic Max)、顔認証(マスク対応)

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