20万円級の超高性能で1円の「Xiaomi 13T Pro」速攻レビュー、144Hz有機ELや光学ズーム付き高画質カメラ、360度立体音響など非の打ち所がない驚安スマホに

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12月8日（金）にソフトバンクが発売する最新スマホ「Xiaomi 13T Pro」のレビューをお届けします。

電気通信事業法改正によるスマホ値下げ規制が迫る中、衝撃的なコストパフォーマンスを実現したマストバイの1台です。詳細は以下から。

◆Xiaomiの全部入り最新スマホ、いよいよ発売
これがXiaomi 13T Pro本体。ゲーミングスマホに匹敵する144Hz表示や直射日光下でも明るいピーク輝度2400nitの6.7インチ1.5K（2712×1220）有機ELディスプレイを備えたフラッグシップスマホです。

リフレッシュレートは144Hzまでの可変、60Hz/144Hz固定から選べる仕組み。消費電力とのバランスを取ることができます。

MediaTekのDimensity 9200+や12GBメモリ、256GBストレージを備えた正真正銘の、20万円スマホ「Xperia 1 V」などに迫る処理能力を実現。大容量5000mAhバッテリーは「神ジューデン」こと120W急速充電によって19分で満タンにできるため、『目が覚めたら電池切れ一歩手前』といった絶望的状況でも安心です。

バッテリー関連の設定項目はかなり充実しており、省電力モードなどはもちろん急速充電のオンオフなども設定できます。

◆光学ズームカメラも備えた「撮影が楽しくなる1台」に
1/1.28インチの大型センサーを採用した5000万画素カメラ、光学2倍の5000万画素望遠カメラ、1200万画素超広角カメラの3眼構成。前面カメラは2000万画素です。

4K60fps、8K24fps動画も撮影可能。

暗いところで活躍する自動夜景モード、自動で最適な瞬間を選択するAIシャッターなど、カメラ周りの設定も充実。

とりわけプロモードが興味深く、彩度やコントラスト、シャープネスをあらかじめ設定した上で撮影できます。

電源ボタンと音量ボタンは右側面に。

本体上部にスピーカーやマイク

底部にSIMカードスロット、USB Type-C端子、スピーカーがあります。

◆美麗な大画面有機ELと立体音響で動画視聴やゲームがド迫力に
上下のスピーカーと立体音響技術「ドルビーアトモス」を組み合わせることで、臨場感あるサウンドを楽しむことができるほか……

曲のジャンルに合わせたイコライザーを設定できるようになりました。

そして興味深いのがイヤホン接続時に効果を発揮する「Miサウンド」。なんと360度オーディオを実現する「イマーシブサウンド」を実装しています。

実際に触ってみたところ。快適にスイスイ動いてくれますが、ここで押さえておきたいのが「大画面にもかかわらず、片手で操作しやすい」点。片方の手だけでほとんどの操作を完結できています。

画面の右側をプルダウンすると各種設定、左側だと通知一覧を表示できるのもうれしいポイント。指が短くても安心です。

強制的にスマホ断ちする時間を設けたい人のための、自動電源オンオフ機能まであります。

安く使うには2年後に本体を返却する必要があるものの「1ヶ月あたり1円」という破格で提供されるXiaomi 13T Pro。次の記事では、その処理能力に迫りました。

・次の記事
【ベンチマーク比較】「Xiaomi 13T Pro」に発熱問題、Galaxy S23 UltraやXperia 1 Vと同性能で1円の超格安スマホに意外な弱点 | Buzzap！

・Xiaomi 13T Pro
ディスプレイ：6.7インチ1.5K（2712×1220）有機EL、144Hz表示対応
CPU：Dimensity 9200+
メモリ：12GB
ストレージ：256GB
背面カメラ：1/1.28インチセンサー採用5000万画素広角、5000万画素望遠、1200万画素超広角
前面カメラ：2000万画素
バッテリー容量：5000mAh（充電時間19分）
サイズ：76×162×8.6mm、重量200グラム（アルパインブルー）
　　　　76×162×8.5mm、重量206グラム（メドウグリーン／ブラック）
その他：IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.4、USB Type-C、防水IPX8、防塵IP6X、おサイフケータイ、NFC、指紋/顔認証