新型「Apple Vision Pro」開発見送りか、出荷台数も市場予測の半分に大幅削減



去年、鳴り物入りで発売された『革命的な空間コンピュータ』と称するデバイス「Apple Vision Pro」。

現実とデジタルが融合した世界で今までにないコンピューター操作を体験できる一方、価格もスペシャルすぎることから大きく注目を集めていましたが、やはり多くのユーザーの手には届かなかったようです。詳細は以下から。

Appleの動向に詳しい著名なアナリスト、ミンチー・クオ氏によると、Vision Proの出荷台数が大幅に削減されたそうです。

新たな出荷目標は40~45万台となっており、70~80万台とされていた市場予測を大幅に下回っています。

背景にはアメリカ市場での予測を大きく下回る売れ行きだったことが挙げられており、Appleは2025年の売上げも減少の一途をたどると予測しているとのことです。

また、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の製品ロードマップも見直しが図られ、2025年後半に登場と目されていた新型Vision Proも開発が進まない可能性が高いとされています。

最低3499ドル(約54万円)からという強気な価格が大きく足を引っ張っていると思われるVision Proの販売不振。

Vision Pro用の空間ビデオ撮影に対応させるため、わざわざiPhone 16のカメラデザインまで変更することが確実視されていますが、まずは普及が見込める価格で作ることが先決だったのではないでしょうか……。

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