今見ている画面の気になるものを丸く囲むだけで検索できる、SNSや目上の人との会話といったシーンに応じて文体をアレンジしてくれる、異なる言語同士の通話やチャットをリアルタイムで翻訳してくれる……などなど、従来と一線を画した多彩な新機能を提供する「Galaxy AI」。
残念ながら利用できる機種は最新の「Galaxy S24」シリーズおよびGalaxy S22、S23までと非常に限られており、高い処理能力が要求されることが原因と思われましたが、どうやらそうでもないようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Galaxy S24シリーズなどに提供されている最新機能「Galaxy AI」が2018年に発売されたGalaxy Note 9で動作したことが確認されたそうです。
これはAlexisXDAが提供する、メーカーが各種アップデートを打ち切ったスマホを再び使えるようにするカスタムROM「Noble ROM」最新バージョンで実現したもの。
現時点でジェネレーティブ写真編集、リアルタイム通訳、通訳、かこって検索の動作が確認されており、サポートが切れてもなお大事に使い続けてきたスマホにAIを活用した多彩な最新機能が追加されます。
「端末上で動作するAI」が想定されていなかった時代の機種であるため、すべての機能が問題なく動作する保証はないことだけは押さえておきたいNoble ROM。
2020年発売の「Galaxy Note 20」が最後となったものの、大画面を前提とした使いやすいインターフェース、手が疲れない形状や重心といった完成度の高さからGalaxy Noteシリーズ愛好者は今なおいるだけに、非常に有意義なアプローチです。
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