Galaxy S25「高価なSnapdragon 8 Gen 4版」登場か、全機種Exynos 2500に一本化でコスト削減ならず


自社製プロセッサの性能がクアルコムに及ばないことを受けて、初めて「全機種Snapdragon」となったGalaxy S23シリーズ。

1年のブランクを経て登場したGalaxy S24向けの「Exynos 2400」が好調なこともあって、採用機種を拡大する見込みであることが報じられていましたが、どうやら状況が二転三転しつつあるようです。詳細は以下から。

台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Samsungが次期フラッグシップスマホ「Galaxy S25」シリーズにおいてExynos 2500とSnapdragon 8 Gen 4を採用する方針だそうです。

これは最近報じられていた「Galaxy S25は全機種Exynos搭載で、SnapdragonはGalaxy Z Fold7/Flip7のみ」という内容を覆すもの。

具体的にどの機種にどのプロセッサが採用されるのかは現時点では不明ですが、Galaxy S24と同じであれば地域によって「全機種Snapdragon」「UltraのみSnapdragon」などと分かれることになりそうです。

なお、ここで忘れてはいけないのがSnapdragon 8 Gen 4搭載スマホは本体価格の高騰が避けられない点。

Snapdragon 8 Gen 4はプロセッサにARM社が設計した「Cortex」でなく、新たに自社で開発したカスタムコア「Oryon」を採用することで製造コストが跳ね上がるため、Snapdragon版Galaxy S25は値上げを避けられないものとみられます。

Exynos 2400がSnapdragon 8 Gen 3をパフォーマンスや熱性能で下したこと、そして自社製プロセッサを採用すればコストカットにつながることを踏まえると、少し残念な気がしてならない今回の報道。

Snapdragon 8 Gen 4が超高性能を実現する代わりに熱問題を抱えるおそれもあるだけに、今後に注目が集まりそうです。

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