日本市場でもIntelやAMD製プロセッサのように、しのぎを削ることとなるのでしょうか。詳細は以下から。
MediaTekが行ったアナリスト向けイベントによると、今年後半にアメリカで同社製プロセッサを搭載したハイエンドスマホが投入されるそうです。
ハイエンドAndroidスマホに「Snapdragon」以外のプロセッサ(Dimensity、Exynos含む)が採用されるのは同国初で、Dimensity 9300、Dimensity 9300+、Dimensity 9400のいずれかになる見通し。
「クアルコムの牙城だったアメリカ市場にMediaTekが殴り込む」という、非常に興味深い内容となっています。
なお、ここで押さえておきたいのが日本もアメリカとほとんど状況が変わらないこと。ハイエンドスマホは基本的にSnapdragon 8シリーズの独壇場で、昨年末発売のXiaomi 13T Proにようやく型落ちの「Dimensity 9200+」が搭載された程度です。
MediaTekの勢いをまざまざと見せつけられる結果となったアメリカでのハイエンドスマホ展開。
DimensityやExynosがめざましい成長を遂げる中、特にコスト面でSnapdragonの優位性が薄れつつあるわけですが、日本でも「脱Snapdragon」の流れは起きるのでしょうか。
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