キレイな写真が撮れるだけでなく、さまざまな新機能をひっさげた本格AIスマホとして存在感を発揮しているPixel。
シェアを順調に伸ばしているかと思いきや、決してそうでもないようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Googleのお膝元・アメリカ本国でのPixelのシェアが前年同期比で減少に転じたそうです。
これは調査会社「Counterpoint」のレポートで明らかになったもので、2023年第1四半期に2%だったシェアが2024年第1四半期には減少に転じてしまったとのこと。
分かりやすく言うとGoogleが昨年発売した「Pixel Fold」「Pixel 7a」「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」といった多彩なラインナップは、シェア向上に一切貢献できなかったことになります。
1位のAppleが去年も今年も52%を維持、2位のSamsungが27%→31%にシェアを伸ばし、3位のMotorolaも8%→9%に微増した本国で、もともと少なかったシェアを4位にまで落としてしまったGoogle。
一方、日本市場ではここ1、2年でシェアを大きく伸ばすことに成功しています。
円安が加速する中で国内版「Pixel 8a」が戦略的な価格設定(7万2600円)になった背景に、このような事情があることを踏まえると消費者にとって必ずしも悪い状況でもなさそうです。
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