ついに事業開始以来の大出血が減少傾向となり、悲願のプラチナバンド開通も目前となった楽天モバイルの気になる決算資料が公開されました。詳細は以下から。
楽天グループの2024年第1四半期決算資料によると、楽天モバイル部門の赤字は719億2800万円だったそうです。
前年同期の赤字は1002億6620万円にのぼっていたため大幅改善ではあるものの、黒字化はまだ遠い状況といえます。
同社は今年打ち出した全キャリア中最安の家族割「最強家族プログラム」や、月額780円の学割「最強青春プログラムU22」などでプログラムの拡充に努めたと強調。
今後も顧客満足度の最大化を追求する一方で、ネットワーク設備投資の一巡により最適化された営業費用を維持させながら、更なる売上収益の伸長に取り組むことで早期の黒字化を目指すとしています。
ちなみに、グループ全体の営業損益は332億7200万円。前年同期は761万9400円の赤字だったことを考えると、楽天グループとしても去年度より好調な滑り出しとなっているようです。
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