先週「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」を発表したソニー。
次は例年通り「Xperia 5 VI」が登場……と思いきや、3年を経てあの機種の後継機が登場するかもしれません。詳細は以下から。
直近でもXperia 1 VIの正確なリーク情報を公開した実績がある「INSIDER SONY」によると、ソニーがスマホ新機種を開発しているそうです。
このモデルは2021年に発売された「Xperia PRO-I」の後継機で、機種名は「Xperia PRO-C」になるとみられています。
◆まさかの超小型化、しかし処理能力は一級品
Xperia PRO-Cはスマホの大型化が進む時勢に逆らい、現行の6.5より大きくサイズダウンする6インチの有機ELディスプレイを搭載するとのこと。
画面には反射防止加工が施されるほか、Xperia 1 VIのように解像度が4Kから2Kへ引き下げられるようです。
Snapdragon 8 Gen 3プロセッサと12GB RAM/256 ROMを備え、Xperia 1 VI(キャリア版)と同等の処理能力を持つとされています。
◆メインカメラは他社製か
メインカメラは1インチの5000万画素センサー(20mm、F値1.8)で、12bit RAWないし14bit DCG RAWをサポート。ただし「おそらく自社製ではなくOmniVision製になる」とのことです。
さらに、S-LogカンマカーブやHLGに対応し4K120fpsでの動画撮影が可能な1200万画素カメラも搭載とされています。
◆より安価なXperia 5 VIの代替に?
そのほか4500mAhだったバッテリーも45Wの急速充電に対応する5000mAhに刷新されるなど、現行モデルに比べると大きく進化するXperia PRO-C。
しかしながらカメラが最新の自社製センサーではなく、他社製になるという見逃せない変更点もあります。
Xperia PRO-Iは19万8000円で同年発売の「Xperia 1 III(15万9500円)」より高額な機種でしたが、PRO-Cはサイズ的にも性能的にも「Xperia 5 VI」の代替と考えた方が正しいかもしれません。
Xperia 1 VIで大きなコストダウンをもたらしたアスペクト比変更(21:9→19.5:9)に加えて、他社製のカメラを採用することで従来のXperia 5シリーズより安価で普及しやすいモデルになりそうです。
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