Galaxy S25「唯一の低発熱、低消費電力スマホ」か、省電力コア採用のExynos 2500でSnapdragon 8 Gen 4などと差別化へ


2025年のスマホ業界は、面白いことになるかもしれません。詳細は以下から。

◆「省電力、高性能」路線を追求するExynos 2500、コア構成に大きな違いも
海外メディアの報道によると、Samsungが下半期に最新プロセッサ「Exynos 2500」の量産を開始するそうです。

Exynos 2500は同社の第2世代3nmプロセスで製造されるほか、微細化によって発生するリーク電流の問題などを改善した「GAA(Gate-All-Around)」トランジスタ構造も導入。

これらの取り組みでエネルギー効率が向上するため、消費電力や発熱を抑えつつ高い処理能力を実現できるようになります。

さらに興味深いのがコア構成。Snapdragon 8 Gen 4やDimensity 9400が廃止した省電力コアが含まれているため、軽い処理であればより低い消費電力で済んでしまいます。

・Exynos 2500
Cortex-X5(3.2GHz)×1、Cortex-A730(2.5GHz)×3、Cortex-A730(2.5GHz)×2、Cortex-A520(2.0GHz)×3

◆Snapdragon 8 Gen 4スマホは大きめのバッテリーが必須に
なお、競合となるSnapdragon 8 Gen 4およびDimensity 9400は超巨大コアと大型コアだけで構成された「省電力コアが無い設計」に。

さらにTSMCは3nmプロセスでGAAの導入を見送ったため、コア構成および製造技術の双方から高消費電力(=高発熱)が懸念されているわけです。

「従来を上回る5500~6000mAhのバッテリーが必要になる」という情報すら浮上しているSnapdragon 8 Gen 4スマホ。

発熱を抑えるための冷却機構やバッテリーの大型化など、技術面での課題を多数抱えていることになりますが、GAAや省電力コア採用のGalaxy S25が『最も安定したスマホ』の座に輝く可能性はあるのでしょうか。

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