「POCO F6 Pro」「Pixel 8a」カメラ画質チェックでまさかの結果に、夜景を徹底的に撮り比べて手ブレ補正も検証


先月発売された「POCO F6 Pro」「Pixel 8a」。

かたや6万9980円、かたや7万2600円とほぼ同じ価格帯で、コストパフォーマンスの高さで人気の2機種をカメラ性能で比べてみました。詳細は以下から。

◆2機種のメインカメラ性能をおさらい
それではさっそく両者のカメラをチェック。POCO F6 ProはXiaomi独自の設計で光が取り込みやすくなった5000万画素センサー「Light Fusion(1/1.55、F値1.6)」を搭載しています。

Pixel 8aのメインカメラは6400万画素(1/1.73、F値1.89)。前機種「Pixel 7a」と同じセンサーですが、AIを用いた画像補正には一日の長があります。

◆夜の街を撮りまくる
写真はいずれもPOCO F6 Pro→Pixel 8aの順番。サムネイルではわかりづらいのでクリックして拡大画像をお楽しみください。

池袋のレジャーランド前。多少暗い程度では両者ともに問題なさそうです。

手前のファミリーマートや奥に見えるIMAXの看板が大きなチェックポイント。Pixel 8aではややぼやけてしまっていますが、POCO F6 Proではハッキリとキレイに表現されているのがわかります。

アニメイトannex前。Pixel 8aの方が目で見た通りの色合いに近いですが、やはりPOCO F6 Proの方がぼやけずに済んでいるような……

質感の違いがわかりやすかったアート作品。特に凸凹した部分に注目です。

かなり光源のあるサンシャインシティ正面。奥の建物、植物など見るものが多く、比較しやすいかもしれません。

2倍ズーム(いずれもデジタルズーム)を試してみたところ。超解像を上手く使いこなしたPixel 8aに軍配が上がりました。

強風吹きすさぶサンシャインシティの中腹で動画撮影。光の具合や建物の質感、木々の揺れにも目をやりたいところですが、ブレは明らかにPOCO F6 Proの方が抑えられています。


基本的に、劇的には変わりのない写真を撮れているPOCO F6 ProとPixel 8a。

通り過ぎる電車を撮影。どちらがキレイに見えるでしょうか。

どこからともなく沢城みゆきの声が聞こえてきそうな、それでいて「私をシェアしてねっ☆」という顔も見えてきそうなこちらの看板では、光の加減や文字の質感に注目してみると良さそうです。

最後の最後でかなりの違いが出た、池袋西口のシンボル「えんちゃん」たちと周りの花々。光量が足りない中でもPOCO F6 Proの方がキレイな仕上がりでした。

カメラ性能に期待する声が少なかったPOCO F6 Proと、AIを用いてキレイな写真が撮れることに定評あるPixelシリーズの廉価版を比べることになった今回。

暗所での動画撮影においてはPixel 8aの方が明確に汚く撮れてしまったことを踏まえても、POCO F6 Proのコスパが際立つ結果となりました。

「まさかPOCO F6 Proがここまで善戦するのか」と、驚かされたユーザーも少なくないのではないでしょうか。

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