サムスン「3nm半導体も低歩留まり」でExynos 2500お蔵入りか、Galaxy S25はSnapdragon 8 Gen 4一本化で値上がり不可避のダブルパンチに


高い評価を得ることに成功した「Exynos 2400」に続き、優れたパフォーマンスを誇るプロセッサになると思われていた「Exynos 2500」ですが、どうやらSamsungは大きな壁に直面していたようです。詳細は以下から。

確度の高いリーク情報を発信することで知られるアナリスト、ミンチー・クオ氏によると「Galaxy S25」はSnapdragon 8 Gen 4搭載モデルのみになる可能性が高いそうです。

これはSamsungが3nmプロセスを用いて開発を進めていたExynos 2500の歩留まり(良品率)が想定よりも低く、出荷されない可能性があるためとのこと。

現行モデルのSnapdragon搭載機は全世界に出荷されたうちの40%にとどまっていましたが、一気に100%になることに加えてSnapdragon 8 Gen 4も価格が約3割高騰するため、本体価格上昇は避けられないとみられます。

かつて「Snapdragon 8 Gen 1」で不良品率が65%にものぼり、TSMCに受注を奪われたSamsungにとってはまさに『悪夢再び』と言ったところ。

Galaxy S25の価格を抑えることに失敗すれば売上げへも影響すると思われるため、かなり厳しい状況に立たされることになります。

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