【悲報】サムスンが「Snapdragon 8 Gen 1」不良品率65%で大苦戦、Gen 2の製造はTSMCに全量委託へ



Galaxy S22など、2022年のハイエンドスマホが採用する「Snapdragon 8 Gen 1」について非常に気になる情報です。詳細は以下から。

韓国メディアの報道によると、クアルコムが3nmプロセスを採用した次世代プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」すべての製造をSamsungでなくTSMCに委託することを決めたそうです。

これはSamsungが4nmプロセスを採用した「Snapdragon 8 Gen 1」の製造に苦戦しており、歩留まりがわずか35%しかないことを受けたもの。

歩留まりとは製品を製造した際に、その中に含まれる良品の割合を指す単語。つまりSamsungがSnapdragon 8 Gen 1を100個製造しても、そのうち65個は不良品ということになります。

当初SamsungはSnapdragon 8 Gen 1の全数を製造する予定でしたが、あまりの歩留まりの悪さから2022年下半期から一部をTSMC製造に切り替えることも決定しています。

なお、35%という数字はクアルコムの本社役員と技術スタッフがSamsungの製造ラインに常駐してようやく改善したもの。

そのため同じ4nmプロセスを用いたSamsung自社製プロセッサ「Exynos 2200」の歩留まりはさらに悪いという、非常に憂慮すべき問題も浮上しています。

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