「AQUOS R9」速攻実機レビュー、240Hz表示のIGZO有機ELに高性能&低発熱、高音質スピーカーなどエンタメ特化の低価格ハイエンドスマホに


5月に発表されたシャープの最新スマホ「AQUOS R9」の実機レビューをお届けします。

性能とコスパを両立させたSnapdragon 7シリーズをAQUOS Rで初めて採用することで価格を抑え、動画コンテンツなどを徹底的に楽しめるチューニングも施されたことで、あらゆるコンテンツを快適に楽しむことができる1台となっています。詳細は以下から。

◆良バランスのハイエンド機として生まれ変わった「AQUOS R9」
これがAQUOS R9。1~240Hz可変表示対応の6.5インチフルHD+(2340×1080)Pro IGZO有機ELディスプレイやSnapdragon 8 Gen 2と同等の処理能力を持つSnapdragon 7+ Gen 3、12GB RAM/256GB ROMを備えた防水防塵耐衝撃スマホです。

AQUOS R8(左)より画面が大きくなったにもかかわらず、狭額縁化によって本体が小さくなっています。

触ってみたところはこんな感じ。240Hz表示も相まって、かなり快適に動作する印象です。


点だと2000nit、面でも1500nitの明るさを追求した有機ELディスプレイ。夏の直射日光下でも撮影した写真をきれいにチェックすることができます。

動画で見てみると分かりやすいかもしれません。


背面には5000mAhバッテリーを搭載。

ライカ監修の5030万画素広角(F値1.9、1/1.55インチ)および5030万画素超広角(F値2.2)カメラを搭載。ヘクトールレンズや光学手ブレ補正に加えて、AIによる画像補正機能も強化されています。

側面などはこんな感じ。

ゲーマー向けのスマホなどでおなじみの放熱機構「ベイパーチャンバー」を初めて搭載。表面温度を5度も下げ、高いパフォーマンスを従来の1.8倍も維持できるようになりました。

興味深いのが従来比で音量約2.5倍、低音域に至っては約2倍に強化されたステレオスピーカー。美麗なディスプレイ、強化された冷却機構による高い処理能力、迫力のサウンドによって、動画やゲームなどあらゆるコンテンツを徹底的に楽しむことができます。

実際に試してみると、スピーカーの性能は一目瞭然でした。


カラーバリエーションは2色。三宅一成氏による刷新されたデザインです。

ほどよい握り心地で滑りにくい専用ケースも発売されます。

◆AQUOS R9ならではの便利機能が盛りだくさん
また、AQUOS R9にはAQUOSシリーズで培われてきた各種機能に加えて……

カメラにはAIを使って料理の影を消すことができる機能が実装されました。

動画で見るとこんな感じ。分かりやすく言うと「いつでもどこでもベストなライティングで料理を撮ることができる機能」です。


夜景の中、きれいにビデオを撮ることもできます。


AIを用いた追尾フォーカスによって、動物や子どもなどの動画もしっかり撮ることも。

極めつけがこのAIが用件を聞いてくれた上に文字起こし、要約までしてくれる機能。「今電話に出たくないのに」という忙しい現代人に必須です。


なお、気になる本体価格はSIMフリー版が10万円前後になるとのこと。ハイエンドスマホが20万円台に値上がりする中、半額でゲームもガンガン遊べて便利な機能も満載という素敵な1台です。

◆AQUOS R9
ディスプレイ:6.5インチフルHD+(2340×1080)Pro IGZO有機EL、1~240Hz可変
プロセッサ:Snapdragon 7+ Gen 3
メモリ:12GB RAM(+8GBの仮想メモリ)
ストレージ:256GB ROM(1TBのmicroSD対応)
背面カメラ:5030万画素広角(F値1.9)、5030万画素超広角(F値2.2)
前面カメラ:5030万画素(F値2.2)
バッテリー:5000mAh

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