ソフトバンクが新たに発売する『機種変更でも1円』を実現した格安スマホ、「motorola edge 50s pro」の実機レビューをお届けします。
※同価格帯の競合スマホとの比較を追記しました。詳細は以下から。
◆1円スマホとは思えない仕上がりに
これが7月12日(金)発売のmotorola edge 50s pro本体。ゲーミングスマホに匹敵する144Hz表示に対応する6.7インチの美麗なSuper HD(2712×1220)有機ELディスプレイを搭載しています。
「Snapdragon 7 Gen 3」プロセッサに8GBメモリ、256GBのストレージを搭載。
背面カメラは5000万画素広角、約1300万画素超広角、約1000万画素望遠(光学3倍ズーム)の3眼構成。
向かって右側面には音量ボタンと電源が配置。「電源ボタン2度押しでカメラ呼び出し」といった機能を割り当てることもできます。
立体音響技術「ドルビーアトモス」対応の大型ステレオスピーカーは空間オーディオ機能も使えるほか、Bluetooth接続時は「Snapdragon Sound」で臨場感あるサウンドを楽しめます。
SIMカードスロットやUSB Type-C端子は底面に配置。
バッテリー容量はやや小さめの4500mAhですが、それを補う19分でフルチャージ可能な125Wの超々急速充電対応が持ち味。充電アダプタ、ケーブルは付属しているため別途用意する必要もなく、「バッテリーの負担が大きいのでは」という不安を解消してくれる充電の最適化や、過充電防止機能なども備えられています。
触ってみたところ。144Hz表示に固定しなくてもなめらかに操作する事ができました。
◆ベンチマーク、ストレステストを実行
まずはベンチマークの定番「AnTuTu(V10.2.8)」から。スコアは828617でした。
同価格帯の「AQUOS R8(1380539)」「POCO F6 Pro(1555405)」「Pixel 8a(990517)」と比べるとこんな感じ。POCO F6 Proのほぼ半分で、最も低いPixel 8aにすら引けを取る数字です。
ゲームに向いているかどうかをチェックできる定番ベンチマークアプリ「3D Mark」のWild Life Extremeでは、スコア1465という結果に。
AQUOS R8(3721)の4割弱しかないため、ゲームにはあまり向いていません。
長時間にわたってゲームをプレイしたり高画質な動画撮影に臨んだ場合など高負荷時の耐久性をチェックできるWild Life Extreme Stress Testでの結果はベスト1466、ワースト1443、安定性98.4%。
スコアこそパッとしないものの安定性は非常に高く、負荷の少ないゲームであれば快適にプレイし続けることができそうです。
参考までに同価格帯の機種はこんな感じ。「高負荷時のPixel 8aとmotorola edge 50s proのスコアがほとんど変わらない」というのは、なかなか興味深いポイントではないでしょうか。
AQUOS R8:ベスト3724、ワースト1902、安定性51.1%
POCO F6 Pro:ベスト3429、ワースト2488、安定性72.6%
Pixel 8a:ベスト2476、ワースト1581、安定性63.8%
なお、12GBメモリ搭載のSIMフリー版「motorola edge 50 pro」が7万9800円なのに対して、ソフトバンク版となるmotorola edge 50s proの本体価格は8万5584円。
しかし1年後に本体を返却することが条件の「新トクするサポート(バリュー)」に加入することで機種変更すら月々1円(総額12円)で済むほか、最大2万円分のPayPayポイントが当たるキャンペーンも実施されます。
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