Dimensity 9400「稀代の超低消費電力、超高性能プロセッサ」に、エネルギー効率を徹底的に追求した設計で低発熱に期待も


高い処理能力、低い消費電力、もちろん低発熱。

そんな夢のようなプロセッサがAndroidスマホ市場を賑わせるかもしれません。詳細は以下から。

最新スマホやプロセッサ事情に関する高確度なリーク情報を数多く提供するDigital Chat Station(DCS)氏によると、MediaTekが現在開発しているハイエンドスマホ向けプロセッサ「Dimensity 9400」は前モデル比で30%シングルコア性能が向上するそうです。

なんとiPhone 15 Proの「Apple A17 Pro」やクアルコムが開発中の「Snapdragon 8 Gen 4」と同等の処理能力とのことで、エネルギー効率が35%向上した結果Snapdragon 8 Gen 3と同じパフォーマンスをわずか30%の電力消費で実現できてしまうとされています。

発熱でフル性能が2分も出せなかったDimensity 9300と同じように、超大型コア「Cortex-X5」および「Cortex-X4」と大型コア「Cortex-A720」だけで構成された『省電力コアがない』設計のため、発熱問題が懸念されていたDimensity 9400。

しかしながらエネルギー効率を徹底的に追求したことで、発熱を大きく抑えられることも十分期待できそうです。

高騰を続けるSnapdragon 8シリーズとは対象的に、Dimensity 9400の価格は据え置かれる見通しであることを踏まえても、2025年のハイエンドスマホ市場は大きな転換期を迎えることとなりそうです。

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