【悲報】Dimensity 9300「発熱でフル性能が2分も出せない」と明らかに、ベイパーチャンバーすら無効で『世界最高の処理能力』ほぼ飾りに



史上初のAnTuTuベンチマーク200万オーバーを記録するなど、最強の呼び声高いMediaTekの最新プロセッサに重大な問題が発覚しました。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、MediaTekの「Dimensity 9300」を備えたフラッグシップスマホ「Vivo X100 Pro」でプロセッサの処理能力をフルに引き出すストレステストが行われたそうです。

テストの結果、最大のパフォーマンスを維持できたのはごくわずかで、テスト開始2分後には46%まで落ち込んでしまったとのこと。

Dimensity 9300のCPUは通常1つの超巨大コア「Cortex-X4」を4つ、そして大型コア「Cortex-A720」4つで構成された、非常に珍しい『省電力コアがない』仕様ですが、かねてから懸念されていた発熱問題が現実のものになっています。

なお、ここで見落とせないのがVivo X100 Proは冷却機構に「ベイパーチャンバー」を採用している点。非常に高い放熱性能を実現しているにもかかわらず、発熱問題をクリアできていないわけです。

競合のSnapdragon 8 Gen 3に対抗すべく、かなりピーキーな設計を採用したのが災いしたDimensity 9300。その処理能力を最大限生かすためには外付けファンなどが必須かもしれません。

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