クアルコムが最新プロセッサを発表しました。ミドルレンジ帯のスマホがさらに高性能化することになります。詳細は以下から。
クアルコムの公式ページによると、「Snapdragon 6 Gen 3」を正式発表したそうです。
このプロセッサはAQUOS sense8やXperia 10 VIにも搭載された「Snapdragon 6 Gen 1」の後継にあたるモデル。性能的にはSnapdragon 6s Gen 3と7s Gen 2の中間に位置するようです。
ざっくり仕様をまとめると以下の通り。特に昨今重視されるAIやゲームに重きが置かれているのがわかります。
◆Snapdragon 6 Gen 3
・4nmプロセス採用（6 Gen 1と同じ）
・クロック速度が最大2.2から2.4GHzに
・CPU性能が10％、GPU性能は30％向上
・ゲームプレイ時のパワー、パフォーマンスをより最適化
・シングルカメラ時の対応画素が1億から2億に
・AI処理能力が20％向上
・ノイズキャンセリングや音声アシスタントなどAIベース機能が強化
・最大3200MHzのLPDDR5メモリに対応（6 Gen 1は2750MHz）
・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2対応
処理能力は大きく変わらないものの、できる事の幅が順当に広がったSnapdragon 6 Gen 3。
今後続々と搭載スマホが発表されると思われるため、「ミドルレンジスマホを買いたい」と考えているユーザーは少し待ってみた方がいいかもしれません。
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