Galaxy S27「2nmプロセスのExynos 2700搭載」へ、電力効率など大幅改善目指すも低すぎる歩留まりが壁に


2nmプロセスを採用するというGoogleの「Pixel 11」のTensor G6に続き、Samsungも最新の独自プロセッサを準備していることが明らかになりました。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Samsungは「Exynos 2700」の開発を始めたそうです。

Galaxy S27シリーズに搭載される見込みのExynos 2700は2nmプロセスで製造され、前モデル比で処理能力を12%向上させつつ25%の消費電力、8%の面積削減を目指しているとのこと。

プロセスの微細化が大きな変化をもたらすことは「Snapdragon 8 Elite」や「Dimensity 9400」の例を見ても明らかなため、性能については楽しみにしたいところですが、不安視されているのが歩留まり(良品率)。

大量生産にあたっては通常60%以上の歩留まりが求められるところ、Samsungの2nmプロセスは先月時点で10~20%にとどまっているとされています。

プロセッサの歩留まりついてはSnapdagon 8 Gen 1のころからなかなか安定せずGalaxy S25に搭載される見込みだった3nmプロセスのExynos 2500も先送りされる可能性が高いとみられるなど、苦戦が続くSamsung。

しかしながら近年、性能自体は高く評価されるようになっているだけに、価格競争の面から考えても今後の技術向上には大いに期待したいところです。

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