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今までにない操作性を実現をしているものの、約70万円という超高額設定により売上げは低迷しているとかねてから報じられていた拡張現実ヘッドセット「Apple Vision Pro」。
言うまでもなくAppleが心血を注いでいたデバイスでしたが、どうやら普及にはまだまだ年月が必要だったようです。詳細は以下から。
ブルームバーグ紙のMark Gurman記者によると、Appleは一部ストアでVision Pro向けに割かれていたスペースを縮小するそうです。
これは「M4」プロセッサを搭載した新型Macの展示エリアを確保するために、今までデモ用と展示用に分かれていたVision Proのスペースを統合するというもの。
また、Vision Proに関しては需要の低さから今年中に生産中止になるとも報じられているため、今回の動きはそれを裏付けるものでもあると考えたほうが自然そうです。
最新の「M5」プロセッサを搭載した新モデルは来年発売される見込みなものの、多くのユーザーが望んでいるであろう廉価版は2027年に延期されるというVision Pro。
『単に価格を下げるだけではユーザーに訴求できない』と見越しての判断と考えられていますが、遅れている間にも他社が競合製品を次々発売することになるため、Appleの開発手腕が大いに問われる状況になりそうです。
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