Galaxy S26『2nm製造のExynos 2600搭載』現実的に、Snapdragon 8 Gen 1やExynos 2500の雪辱晴らしTSMC対抗へ


過去に幾度となく低すぎる歩留まり(=良品率)が取りざたされていたSamsungのプロセッサ製造技術が大きな改善を見せています。詳細は以下から。

◆今度こそフラグシップGalaxyにExynos搭載か
韓国の経済誌「アジア経済」の報道によると、Samsungは「Exynos 2600」を今年11月に量産開始する計画だそうです。

Exynos 2600は次世代の2nmプロセスで製造されるのみならず、TSMCに先駆けて従来のFinFETより処理能力向上と消費電力減が見込める「GAA(Gate-All-Around)」技術を採用したプロセッサ。

計画通りに進めば「Galaxy S26」に搭載される予定で、3nmプロセス採用の「Snapdragon 8 Elite 2」のみならずiPhone 17 Proの「A19 Pro」といった競合を超える最高性能が期待されています。

◆ついに歩留まりが実戦的な領域に
最先端プロセッサ製造に際し、Samsungは4nmプロセスの「Snapdragon 8 Gen 1」では歩留まりが35%にとどまり、本来はGalaxy S25に搭載予定だった「Exynos 2500」もいまだ世に出せていないなど苦戦続きでした。

しかしExynos 2600の歩留まりは今年初めで20~30%、現時点では40%を超えるとされており、従来に比べるとかなり好調であることが伺えます。

性能面を見ても、Galaxy S24 FEに搭載される「Exynos 2400e」は廉価版ながら前世代のプロセッサを大きく上回る性能を見せつけていたため、Samsungの技術力が上がっていることは間違いありません。

Samsungの技術がTSMCと競争できるほどになれば価格高騰の抑制にも繋がるため、今度こそ順調に事が進むのを祈りたいところです。

 

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