Xiaomiなどの中国メーカーが続々とバッテリーの大容量化に乗り出す中、2021年発売のGalaxy S21 Ultra以来5000mAhを採用し続けており、やや及び腰なSamsung。
今年こそは大きく変化を……と期待したいところでしたが、現実は甘くないようです。詳細は以下から。
◆Ultraのバッテリー、またもや据え置き
未発表スマホについて確度の高い情報提供を行い、的中させた実績もあるPandaFlash氏によると、Galaxy S26 Ultraのハード性能は大半が前機種から据え置きになるそうです。
これは『Galaxy S26 Ultraが5500mAh以上のバッテリーと65W以上の充電速度、144Hzのリフレッシュレート、16GB以上のメモリ、アンダーディスプレイカメラなどを搭載するなら購入したい』と発言したやや欲張りなユーザーへの回答として明かしたもの。
『Galaxy S26 Ultraのバッテリー容量は5400mAh以下で充電も65Wではなく、リフレッシュレートは120Hzで正面カメラも従来通り』とのことで、文脈を考えるとGalaxy S25 Ultraから大部分が変化しないものと推測されます。
なお、今秋発売予定の「Xiaomi 16」は6800mAhバッテリー搭載で、OPPO傘下のRealmeは10000mAh搭載かつ本体サイズを大きく抑えたモデルをテスト中。
Samsungが慎重な姿勢を見せる背景には、「Galaxy Note 7」の目玉だった大容量バッテリーに不具合が確認されリコールに至った経緯があるためとも思われますが、そろそろ一歩踏み出す必要がありそうです。
◆プロセッサは問題がなければ大幅強化。カメラは?
一方で複数の証言があることから、カメラの刷新はほぼ確実でついに3倍望遠にも手が加えられる可能性があるGalaxy S26 Ultra。
さらにプロセッサには、今年発売予定とされるモデルの中で唯一、最先端の2nmプロセスを採用したSamsung製造の「Snapdragon 8 Elite 2 for Galaxy」を搭載予定。
iPhone 17すら超える処理能力と、それに裏打ちされたSamsung最新の処理技術で最高の撮影体験が期待できるほか、AI機能も大きく強化されるものとみられます。
逆に昨今のトレンドである薄型化をGalaxy S25 Ultraで果たしている事もあり、基本的な使い勝手はほぼ変わらない見込みのため、『望遠カメラが刷新されるか否か』がユーザーに訴求できるかどうかの分かれ目になるかもしれません。
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