iPhone新基板採用で排熱性能やバッテリー増量に期待も、新素材「RCC」で省スペース化へ

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「iPhone 15 Pro」では発熱問題が報じられ、アップデートで対応したものの解決しないケースもあるなど抜本的な刷新が望まれるiPhone。

そんな中でAppleがハードウェアの面から改善を図るかもしれません。詳細は以下から。

Apple関連の確度の高いリーク情報などで著名なアナリストのミンチー・クオ氏の投稿によると、iPhoneに使われるプリント基板の素材に「RCC（銅箔付き絶縁体シート）」が採用されるそうです。

RCCを採用することによりマザーボードをより薄くすることができるため、本体そのものを薄型・軽量化したり、大きさはそのままにスペースを確保することでより多くの部品を搭載できるとしています。

ただ、RCCは耐久性に問題があり、落下耐久試験に合格しなかったためAppleは「iPhone 16」での採用を見送り、「iPhone 17」から本格的に導入するとみられています。

ちなみに、RCC素材の大手サプライヤーは味の素。同社はAppleと協力して2024年の第3四半期までにRCC技術を改良する計画とのこと。

スペースを多く確保することで放熱部品が追加されたり、電池持ちが悪くなりやすいとも報じられたバッテリーの容量がさらに増えることも期待できるできるため、現状問題となっている使い勝手の部分が大きく改善することになりそうです。