先ほどKDDIが5G(Sub6)のエリアを2.8倍、通信速度は300Mbps超に引き上げたことをBuzzap!でお伝えしましたが、ではその実力はどれほどなのでしょうか。
実際に発表会場で測定したデモの様子をお届けします。詳細は以下から。
都心部・東京タワーすぐそばで行われた今回のデモ。Sub6基地局の出力アップ前、アップ後を比較するというものです。
出力アップ前は屋内でも快適に通信できる基準(-100dBm)を大きく下回っていましたが、出力アップ後は屋内でも快適に使える-90dB前後に。
その結果、通信速度は下り72.6Mbpsから307Mbpsに。実に4倍以上のパフォーマンスを叩き出しました。
ちなみにKDDIが事前に測定したデータはこんな感じ。電波の強度に応じて上下するものの、パフォーマンスが4~12倍に引き上げられたことが分かります。
デモの様子はこんな感じ。実際にリアルタイムで基地局の出力を上げる光景を見ることができました。
ちなみにKDDIは新たに3.7GHz、4.0GHz帯のキャリアアグリゲーションを実施するほか、小型化された2波対応の無線装置(右、MMU:Massive MIMO Unit)を導入予定。より超高速な大容量通信を利用できるようになります。
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KDDIが事前に測定したデータを追記しました。
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