シャープにSamsungが出資へ、GalaxyシリーズにIGZO液晶搭載か


経営再建中のシャープにSamsungが出資することが明らかになりました。



シャープ、サムスンが3%出資へ パネル供給拡大  :日本経済新聞

日本経済新聞社の報道によると、経営再建中のシャープが韓国Samsung電子グループの出資を受け入れる方向で最終調整に入ったそうです。これはシャープが月内にも実施する第三者割当増資をSamsungが引き受け、100億円前後を出資するというもので、出資比率は約3%となる見通し。

シャープは主力の亀山工場などで生産する薄型テレビ用の32インチパネルの一部をSamsungに供給してきましたが、資本提携を機にスマートフォンやタブレット向けの中小型パネルも優先的に供給する方針。なお、同工場ではIGZO液晶を生産しています。

ちなみにシャープはAppleのiPhone 5が減産されたことを受けて工場の稼働率が低下していましたが、Samsungへの供給拡大で工場稼働率を上げられるとのこと。これにより連結売上高の約4割を占め、再建の柱と位置付ける液晶パネル事業の業績改善効果が見込めるとされています。


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