「大枚はたいて買ったハイエンドスマホが2年持たずに謎の故障、しかも高額な有償修理が必要」
こんな理不尽な話があっていいものでしょうか。詳細は以下から。
◆突然再起動を繰り返すようになったGalaxy S22 Ultra
まず見てもらいたいのが、Samsung公式コミュニティに学生ユーザーから寄せられた「サムスンさん、なんで私のGalaxy S22 Ultra壊してしもうたん?」という投稿。
友達からiPhoneやPixelを薦められる中で購入した「Galaxy S22 Ultra」が、最近のアップデートを適用した途端に突然Wi-Fiの切断や再起動を繰り返す(=ブートループ)ようになったというもの。
サービスセンターに持ち込むとマザーボードの交換費用として41000ルピー(約7万5600円)を請求されたとしています。
◆One UI 6.1アップデートに問題か
このような問題は決して上記のユーザーだけに発生しているわけでないと分かるのが「One UI 6.1アップデート後のGalaxy S22 Ultraに発生したブートループの問題」と題された投稿。
使用23ヶ月目のGalaxy S22 Ultraが同様のトラブルに見舞われ、修理見積もり額が500ポンド(約9万8000円)にのぼったことが明らかにされているだけでなく……
「I have this problem too(私も同じ問題を抱えています)」と報告するユーザーが19人もいます。
One UI 6.1.1へとアップデートしたところ、再起動を繰り返すようになったGalaxy S22 Ultra。データが消えてしまったユーザーもいるなど、事態は深刻です。
◆同様のケースは「AQUOS sense5G」でも発生、ハードウェア自体に問題か
「再起動を繰り返す」「Wi-Fiが切断される」という不具合は過去にも報告されており、近年で最も影響が大きかったとみられるのがシャープのAQUOS sense5G。
発売3ヶ月で故障報告が相次いだだけでなく……
「修理中の代替機として渡された機種すら同じ不具合に見舞われた」という、笑うに笑えないケースまでありました。
Buzzap!編集部で確認したところ、AQUOS sense5Gの不具合は「初期生産分の一部で発生した製造上の不具合」とシャープが認めて謝罪する事態となりましたが、Galaxy S22 Ultraも同じ原因なのでしょうか。
編集部でもGalaxy S22 Ultraを所有しているため決して人ごとではなく、続報が待たれます。
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