Facebookで楽しかったイベントや旅行、デートの写真をシェアするのは本人としては楽しいこと。でも、あなたの友達もそれを楽しんでいると思ったら大間違い、という研究結果が発表されました。
自分にとっては素敵な思い出になった旅行、フェス、飲み会、花火、デートなどのイベントごとの写真、友達とシェアしたいと思っても、控えめにしたほうがいいかもしれません。写真のシェアの多い恋人は親密さを失いやすく、親友であっても友人関係にマイナスの影響があるとの結果が出されています。
バーミンガム大学のDacid Houghton博士が500人のFacebookユーザーに対して調査を行ったところ、Facebookで頻繁に写真をシェアするユーザーは現実世界での人間関係を壊すリクスがあるとのこと。
「自分の情報をFacebookの「友達」に向けてポストするということは、その情報が恋人、友人、家族、同僚などの多くの異なったカテゴリの人々に見られるということを忘れるべきではありません。それぞれのカテゴリの人々は違った観点からシェアされた情報を見ています」
研究結果によると、家族の写真をシェアする仲間同士はより支援されやすく、友人との写真をシェアすると、親密度が減少するとのこと。また、ブランドのファンページで、商品と一緒に撮影した写真をFacebookにアップするキャンペーンがありますが、こうした写真をシェアすると自分に興味を持ってくれている人々との関係が壊れるとのこと。
この研究の共同責任者であるエディンバラ大学のBen Marder博士によると
「Facebookでファンページのリンクを共有したり、キャンペーンに乗って写真をシェアする時は、よく考えたほうがいい。そのシェアをすることで、全てのカテゴリの友達がどう感じるのかを考えてからするべきだ。シェアは人間関係を良くする可能性もあるが、ダメにする可能性もはらんでいる」
日本でもFacebookはユーザー達のリア充自慢大会の場になっていると敬遠する人も少なくありません。せっかくの交流の場がかえって友人関係を損なう可能性には十分注意したほうがよさそうです。
もちろん、そんな気を使わなきゃならない友達なんかいらない!という選択肢もありですが。
Think your Facebook friends want to see pictures of you Think again Posting photos LOSES friends Mail Online
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